プルメリアってとても可愛いですよね♪
私は大好きです。
今回は、
- 特徴
- 花言葉
- ハワイとの関連性
- 語り継がれる言い伝え
などなど、詳しく解説します!
プルメリアの花言葉について
プルメリアの花言葉は、
- 「気品」
- 「恵まれた人」
- 「陽だまり」
- 「内気な乙女」
- 「輝いている」
- 「上品」
- 「情熱」
- 「愛情」
- 「熱心」
です。
全体を通して、花言葉の中に何か「暖かさ」を感じる言葉が多くありますよね。
花言葉の「気品・上品」は、プルメリアの落ち着いた美しさがある花姿とプルメリアの放つ優雅で上品な香りに由来すると言われています。
つまり、「見た目+香り」=「気品・上品」というわけです。
それぞれの由来
また、「陽だまり」という花言葉は、南国の温暖な地で太陽の光を浴びてたくさんの花を咲かせることに由来していると言われます。
「愛情・情熱・熱心」については、ハワイの印象から連想された花言葉だと言えます。
「内気な乙女」に関しては、ハワイの言い伝えが関係しているとも考えられます。
上記については、後程詳しく説明します。
プルメリアの英語の花言葉
プルメリアの英語の花言葉は、「beauty(美)」「charm(魅力)」「grace(しとやか、上品)」です。
西洋の花言葉は、日本の花言葉の持つイメージと少し違い「女性の上品さと美しさ」を表しています。
このようにプルメリアの花言葉はたくさんあるので、プルメリアの花をプレゼントする時には相手に合った花言葉のメッセージカードを贈ることができるんです。
美しく甘い香りのプルメリアの花に、素敵な言葉を添えてプレゼントするなんてロマンチックですよね♪
ハワイとプルメリアの関連性
プルメリアは、ハワイを代表する花です。
ハワイのホノルル空港を抜け出すと、プルメリアの甘く優雅で上品な香りに包まれているそう♪
(ハワイに行ってみたい・・・。)
ハイビスカス(ハワイの州花)と並びハワイの人々に愛されるプルメリアは、公園・庭園・街路・墓地など至る所で目にすることができます。
ハワイでは花の中心が黄色い栽培品種「シンガポール」が通年で栽培され、頭や首などにかける装飾品のレイや髪飾りとしても用いられます。
プルメリアはその他、ハワイアンキルトやジュエリーなどのモチーフなどとして親しまれていてハワイと深い関係のある花だということが分かると思います。
ALOHAとプルメリアの関連性
ハワイといえば「ALOHA」という言葉を思い浮かべる方も多いと思います。
この言葉は日常生活において、「こんにちは」「おはよう」「さようなら」といった挨拶の意味で用いられています。
でもこの言葉はただの挨拶ではなく、実際は「A・L・O・H・A」の一文字ずつそれぞれに意味が込められています。
それが、プルメリアの5枚の花びらと連動しています。
[L]Lokahi(ロカヒ)「調和により表される和合」
[O]´Olu´olu(オルオル)「快さにより表される喜び」
[H]Ha´aha´a(ハアハア)「慎み深さにより表される謙虚さ」
[A]Ahonui(アホヌイ)「忍耐により表される我慢強さ」
ハワイの代表する花だけあって、プルメリアは挨拶との関連性もあります。
それぞれ一枚一枚の意味が素敵で、知るとよりハワイとプルメリアが大好きになりますね。
プルメリアには素敵な言い伝えがある!
ハワイでは、
「満月の夜明けにまだ朝露に包まれたままのプルメリアの花を集めてレイを作り、好きな人に渡すことができればその恋は叶う」
という言い伝えがあります。
直接的な告白というより遠回しな印象があるので、先にあげたプルメリアの花言葉の一つに「内気な乙女」という意味が加えられたのかもしれませんね。
プルメリアはどんな花?
プルメリアとは
プルメリアとは、メキシコからパナマ辺りの中南米を原産とする常緑性の樹木です。
背丈は7~8mほどに生長し、深緑色をしたツヤのある葉っぱをたくさん生やします。
ピンク・黄・白・赤色をした花は、肉厚で強い香りを放つという特徴を持っています。
人に安らぎを与えてくれるような香りで、芳香剤でも「プルメリアの香り」があるほどです。
プルメリアは寒さに弱い!
プルメリアの原産地は、熱帯アメリカ(メキシコ・中米・南米北部)であり寒さにとても弱い植物です。
日本でも沖縄などの暖かい地域ではプルメリアを見ることができますが、関東では夏に花のついた大きな株が時々店頭に並ぶ程度で、あまり販売はされていません。
もしプルメリアを育てたいなら、先に書いた通り寒さにとっても弱いので注意が必要です。
プルメリアは気温が15℃を下回るような気温になると、葉の成長は止まり休眠期に入ります。
室内に移動させて日光の当たる風通しの良い場所で、冬越しさせてあげましょう。
毒がある?
プルメリアの葉や枝を切った時に出る白い乳液は有毒です。
「皮膚炎・嘔吐・不整脈・心臓麻痺」といった症状が出ると言われています。
メンテナンスの際には必ず手袋をつけ、樹液に直接触れることをさけること。
また、メンテナンス修了後は手洗いを忘れずに行ってください。
開花時期は?
プルメリアの原産地はあたたかい地域なので、開花期は初夏~秋(6月~10月頃)です。
特に、真夏の暑い時期が最盛期になります。
ちなみにハワイなどでは、花数が少なくなる時期もありますが一年中咲いています。
ハワイでは4月~11月頃が見頃で、6月頃が満開となります。
プルメリアの花の種類
プルメリアの原種は7種類、花の種類はなんと1500~1700あると言われています。
オブツサ種(Plumeria obtsusa)とインドソケイ(P.rubra)を中心に、現在ではこれらをもとにさまざまな品種が栽培・流通されています。
いくつか以下に紹介します。
ディバイン
ピンクの花びらで、中心が黄色く色づくプルメリアの代表的な品種の1つです。
比較的耐寒性があり、日本の気候でも花を咲かせます。
初めてプルメリアを育てる方にオススメの種類です。
モナリザ
黄色とピンクのグラデーションが美しいプルメリアの品種です。
樹形がコンパクトで管理がしやすく、香りの強い大きな花を咲かせます。
まだ日本ではあまり出回っていない珍しい品種です。
キャンディストライプ
赤・白・黄色のグラデーションが鮮やかで、ハワイでよく見られるプルメリアです。
シンガポールホワイト
白色の花びらで中心部が黄色い、プルメリアの代表種の1つです。
常緑のオブツサ種。
葉は厚みがあって葉先は丸く、香りがとても強いです。
シンガポールホワイトもハワイでよく咲いているプルメリアです。
セラディーン
白花に中央が黄色。
香りも強く花持ちが良いので、レイに使用されます。
育てやすいプルメリアなので、初心者にもオススメ!
サモアン・フラッフ
白花に中央が黄緑がかった黄色。
丸い花びらが重なるように咲きます。
花付きが良い品種で、育てやすいです。
レイ・レインボー
赤色の縁取りに黄色が混じる可愛い花。
成長は遅めですが、丈夫で育ちやすく花持ちが良いのが特徴。
甘い香りも素敵な品種です。
ドナルド・アンガス
鮮やかな明るい赤色のプルメリア。
中央部がややオレンジ色で、華やかな印象なのが特徴。
甘いレモンの香りがします。
ハワイアン・イエロー
プルメリアの定番ともいえる、白に中央が黄色のお花です。
花付きがよく育てやすい品種。
香りもいいです♪
ピンク・キス
中心部が黄色で、ピンク色の可愛いお花。
時間の経過とともに白花に変化していきます。
香りがとても強いです。
キミ・モラーン
とても印象的なローズピンクの花。
香りは甘く濃厚!
マウイプルメリアガーデンの限定品種です。
インディア
アプリコット系の花色で、中心から赤い縞模様がつきます。
育てやすい品種。
甘い香りも魅力的です。
グローブ・ファーム
花は丸く薄いピンク色で、中心部は黄色です。
花びらが重なり合うように咲くのが特徴的です。
厚みのある花びらには、ピンクの筋状のラインが放射状に入ります。
花持ちの良い品種です。
マウイ・ビューティー
花はピンク色で、時間経過とともに薄いピンク色に変化していきます。
中央部は黄色。
花びらは丸みがあり、可愛いです。
レモンのような爽やかな香りが好印象。
その他
この他にも、プルメリアの苗はたくさん出回っています。
品種名というよりは、花色を商品名にして販売していることが多いです。
白色、桃色、オレンジ色、黄色、赤色、アプリコット系などがミックスされたものなどとてもたくさんあります。
ぜひ気に入った色合いのものを探してみてください。
プルメリアの誕生花
1月27日
プルメリアの名称と原産地
科・属名 | キョウチクトウ科インドソケイ属 |
学名 | Plumeria rubra |
和名 | インド素馨(インドソケイ) |
別名 | プルメリア |
英名 | Plumeria、Frangipani、Temple tree |
原産地 | メキシコ、中米、南米北部 |
学名「Plumeria(プルメリア)」は、フランスの植物学者で中米・南米に赴きアメリカ大陸の植物を研究したシャルル・プリュミエ(Charles Plumier/1646~1704)の名前にちなんでいます。
英語では別名「Temple tree(寺院の木)」とも呼ばれます。
これは、プルメリアが熱帯地域の寺院に多く植えられていることに由来します。
また、Flangipaniと呼ばれることもあります。
これはフランス語で、キョウチクトウ科特有のあの枝や葉を折ると出てくる白い乳液のことを指すようです。
ハワイではレイとして使われることから、ハワイアンレイフラワーと呼ばれることもあります。
さらに、国や地域によって名前は違います。
例えば、イランの一部の地域では「ヤスミン」、インドの南部や西部では「チャンパ」などと呼ばれています。
おわりに
プルメリアの魅力は、その可愛らしく優美な姿と色合い、香りにあります。
さらには南国を感じられる花言葉も素敵です。
うまく管理すれば自宅でも育てることができるので、ぜひ挑戦してみてください。
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