ハンドメイドで使う粘土10種類を紹介♪特徴や着色についても解説

小さい頃、粘土で遊んだ経験ってありますよね。授業でもやったり・・・。

その時使った粘土は、大体油粘土か紙粘土ですよね。

※↓こういうやつです。
油粘土

実は油粘土や紙粘土以外にも、色んな種類の粘土があります。
今回は、

  • 「どんな粘土があるんだろう?」
  • 「それぞれ特徴があるの?」
  • 「どんなものを作るのに適しているのか?」
と疑問に感じている人に向けて、油粘土や紙粘土を含め10種類の粘土をご紹介します♪

1.樹脂粘土

樹脂粘土について

酢酸ビニルエマルジョンという成分の入った、自然乾燥で硬化する粘土を樹脂粘土といいます。

100円均一のダイソーでは、あらかじめ色のついた樹脂粘土も販売されていて大ヒットしてますね。

英語では、Plastic Clay、Resin Clay、Polymer Clayなどと呼ばれています。

柔らかくて伸びが良く、乾燥後は少し弾力を持った固さに固まります。

種類にもよりますが、後で紹介する石粉粘土より強度があります。

注意
しかし樹脂粘土は通常耐水性ではないので注意です。

耐水性の樹脂粘土もある

基本は耐水性はない樹脂粘土ですが、「モデナ」という樹脂粘土は乾燥後耐水性があります。

↓耐水性のあるMODENA

MODENA

キーホルダーパーツや携帯ケースのデコレーションを作るときは相性のいい軽量粘土を混ぜて使うのがおすすめ。

また、樹脂粘土全般に言えることですが乾燥後少し収縮する特徴もあるのでその点も考慮して作る必要があります。

色の付け方

色を付けたい時は練る段階で、

  • 水彩絵の具
  • アクリル絵の具
  • 油絵具
  • ポスターカラー
  • 水性サインペン
等で混色させて色を作ります。

また、乾燥後に粘土の表面に筆や化粧パフなどで着色する方法もあります。

注意
しかし乾燥後に色を付けると、特有の透明感が損なわれるので注意が必要です。

色粘土を混ぜて着色する方法も

上記の着色方法とは別に、カラー粘土を混ぜて色を作ることも可能です。

ちなみにDECOクレイフラワーは違う色の粘土同士を混ぜ合わせて色を作るのが基本です。

クレイクラフトで使用する粘土の種類もたくさんあります。
詳しく見たい人は以下の記事を参考にしてください↓
>>クレイクラフトで使用する樹脂粘土の種類を比較&調査♪

2.パンフラワー粘土

パンフラワー粘土について

パンフラワーというものは、もともと中南米で生まれた粘土手芸です。

実際余ったパンを使って花を作っていたからパンフラワーと呼ばれるようになりました。

パンフラワー粘土というのは言わばパンを粘土状にしたものです。
分かっていると思いますが小麦以外にも接着剤などが入っているので、食べることはできません!(笑)

パンフラワー粘土はあくまで創作用で、パンやケーキ、かぼちゃなどを作るのに適しています。

パンフラワー粘土は自然乾燥で硬化し、乾燥すると1~2割縮むのが大きな特徴です
乾燥後は驚くほど軽く、プラスチックのような質感になります。

注意
ただプラスチックのような仕上がりになっても、強度はプラスチックほどはないので扱いに注意が必要。

色の付け方

アクリル絵の具や油絵具を練り込むことで、色を付けることができます。

商品によっては、樹脂粘土のカラー粘土と混色することもできます。

また、乾燥後の着色も可能なので粘土としては扱いやすい部類に入ります。

3.オーブン粘土

オーブン粘土について

オーブン粘土はドイツ発祥の粘土で、ヨーロッパやアメリカで人気があります。

ミニチュアやフィギュアアクセサリー制作でよく使われますね。

焼く前は油粘土のような柔らかい粘土ですが、120℃~130℃のオーブンで30分加熱すると完全に硬化してプラスチック素材になる不思議な粘土です。

また、常温では硬化しないので余った粘土はラップに包んで長期間保存できます。

そのため時間をかけて作品を制作したい時には、もってこいの粘土です♪

硬化したものは強度があるだけでなく耐水性もあり、彫刻や研磨を楽しむことが可能です。

また、硬化後の変形や収縮はほとんどありません。

溶けたり燃えてしまわないものであれば、組み合わせて焼くことができるのも注目すべき点です。

金属やガラス、陶器などと組み合わせて焼けばさらに作品の幅が広がります。

色の付け方

粘土そのものに発色があり様々な色の粘土が売られているので、異なる色のオーブン粘土を混ぜることで好きな色をつけることができます。

また、硬化前に油絵具やアクリル絵の具を混ぜて色を付けることも可能です。

硬化後アクリル絵の具で着色する際、絵の具がはじかれてうまく濡れない場合、絵の具にメディウムを混ぜて着色することもできます。

4.紙粘土

紙粘土について

紙粘土とは、細かく裁断された紙に糊などを加えた粘土です。

明確な定義はなく主成分は樹脂粘土と大差ないですが、原材料にパルプを含むため紙粘土と分類されているものなどがあります。

粘度が高いので形状は作りやすいですが、水につけてこねると非常に手が汚れるので厄介です。

自然乾燥で固まり、乾くとカチカチに固まります。

更に重くなり、他の粘土と比べると衝撃や水に弱いという特徴があります。

ただし、近年は製造技術が進歩し非常に軽量で柔らかいものも売られています。

ひび割れしやすく強度が弱いのが気になるなら、強度のある石粉粘土と混ぜるという手もあります。

スイーツデコには不向き

子供用の工作やスイーツデコの入門には良いですが、作品を長期間保存することを考えると本格的なスイーツデコには向きません。

日本の100円均一ショップで売っている紙粘土は軽量粘土に該当し、マカロンやアイスクリームを作るのに適していますが、混色や着色に限界があります。

色の付け方

着色方法としては、水彩絵の具やアクリル絵の具で混色、着色します。

ただし混色の場合、色が付きにくかったり発色が悪かったりすることがあります。

5.木粉粘土

木粉粘土について

木粉粘土は、最長1日乾燥で固まります。

固まる前なら水をつけると柔らかくなるので、練り直すことができます。

その名の通り天然の木を荒挽きして作った粘土で、袋から出すと木の香りがします。

収縮率はそんなにありません。

乾燥すると本物の木のような質感になり、硬くてカッターでは切れません。とても硬い!

そのため樹脂粘土(特にハーティクレイ)と混ぜて使う人も多いです。

質感から、クッキー・タルト生地・アイスのコーン・ワッフルなどを作るのに適しています。

手軽でおすすめの粘土は100均一

おすすめは、100円均一ショップのダイソーで販売されている木粉粘土(木粉から作られたエコロジー粘土)です。

水をつけてこねても、紙粘土ほど手は汚れません。

乾燥すると、一般的な紙粘土より軽いです。

万一完成した作品が壊れてしまったら、木工用ボンドで再度接着することができます。

色の付け方

着色する場合は、乾燥後に水彩絵の具やアクリル絵の具、ポスターカラーなどで着色します。

水分を含みやすいため、着彩の際の色の定着が非常に良いです。

水彩絵の具で充分着彩できます。

6.石粉粘土

石粉粘土について

石粉粘土とは、石の微粉末を主成分とした自然乾燥で硬化する粘土のことです。

「手芸用造形粘土」と表記されることもあります。

乾燥するとカチカチに固まり、壊れにくく細かい形状を作成しやすいのが特徴です。

注意
ただ、落とすと特に細かい部分が割れてしまう可能性があるので、注意が必要です。

乾くと紙粘土と同じくらいの重さになります。

粘土が手につきにくく型離れが良いだけでなく、乾燥後は彫刻研磨もできます。

彫刻刀で削ったり、やすりを掛けて形を整えることが可能です。

質感と向いてる制作物

硬い質感なので、食べ物の制作にはあまり向いていないかもしれません。

そのため原型作りやミニチュア作品の食器やレンガ・壁、フィギュアや置物などによく使用されています。

黄な粉など粉末の表現にも用いられます。

色の付け方

着色方法については、石粉粘土は混色が困難です。

乾燥後にアクリル絵の具やポスターカラーなどで表面を色付けすることをおススメします。

もし木粉粘土や樹脂粘土に比べて色が定着しずらいと感じたら、水分の少なめのアクリルガッシュの絵の具を重ね塗りすると色むらなく綺麗に塗ることができます。

7.プラスチック粘土

80度以上の熱湯に3分位(冬は5分以上)つけると柔らかくなって自由な形を形成できるようになり、冷やすと硬くなるおゆまる・おゆプラという粘土があります。

熱湯に入れれば再び柔らかくなるので、何度でも作り直せます。

やり直しができるので、初心者向き粘土と言えます。

やり方としては、あらかじめ着彩されているスティック状の粘土を溶かして乾いたタオルで水分をよくふき取ってから、形を作っていきます。

質感と向いてる制作物

透明感があって、固まった後もその名の通りツルツルした質感を持つ粘土です。

本当にプラスチックのようにカチカチに固まります。

100円均一ショップのダイソーやキャン・ドゥなどで販売されているので、気軽にスーパーボールやスイーツデコバーツに使ってみて下さい。

8.油粘土

油粘土は、カオリン等の鉱物粉とワセリン・ひまし油・植物性油・鉱物性油を混ぜて作られたものです。

油脂ベースでできているため自然乾燥により固まらず、何度でも使える粘土です。

こしが強くて伸ばしやすいのが特徴です。

保育園や幼稚園、小学校の授業で昔から使われてきた粘土で、誰もが一度は触った経験がある粘土かと思います。

何度でも作り直して遊べるので、粘土遊びにピッタリです。

難点としては、知っているかと思いますが手に油が付くので手洗いが大変です。

ハンドメイドとしての使い道

油粘土はスイーツデコやミニチュアフードには全く向きませんが、小さなパーツを竹串にさして乾燥させるときの土台にしたり、フィギュアの型取りに使用したりと活用方法はいろいろあります。

クレイフラワーにおいては、花瓶の場合でも鉢植えの場合でも油粘土に差し込み生け込みを行います。

9.軽量粘土

微小中空球樹脂を混ぜて軽量化された、自然乾燥で硬化する粘土です。

滑らかできめが細かく、手につきにくいです。

乾燥前は軽くてマシュマロのようなふわふわした触感で、乾燥後も驚くほど軽いのが特徴です。

軽い特性を生かして、イヤリングやピアス・ネックレスなどを作りたい時は、軽量粘土に樹脂粘土を混ぜるのがオススメ!

そうすれば軽量粘土の軽さに樹脂粘土の強度を併せ持った作品ができます。

質感と向いてる制作物

乾燥後もふわふわの弾力感が残ります。

ただし乾燥後は弾力はあっても強度がないので、観賞用の作品に使うと良いでしょう。

軽量粘土は淡い色味がひとつの特徴になっているので、マカロンやケーキ・アイスクリームなどを作るのに最適です。

造形中に乾燥してひび割れてきた時には粘土に少し水分を与えるとよいのですが、軽量粘土には全く耐水性がないので、マカロンやアイスクリームのような作品には必要であればニスなどで耐水性をアップさせていきましょう。

あるいは、マーメイドパフィーのような耐水性の商品を使うと良いでしょう。

色の付け方

着色については、アクリル絵の具・ポスターカラー・水性サインペン・蛍光ペンなどでできますが、乾くと耐水性になるアクリル絵の具以外のものはニスを塗るとにじむので注意が必要です。

また、乾燥後の作品に筆やスポンジで着色するときも、水分がつくと表面の質感がとれることがあるので気をつけましょう。

10.透明粘土

透明粘土はシリコーンを原料とした環境に優しい粘土です。

透明粘土はその名の通り、樹脂粘土より透明度が高いのが特徴です。

また柔軟性が高く、硬化後もしなやかで壊れ難い粘土です。

質感と向いてる制作物

透明でジューシー感がでやすいため、フルーツゼリーなどを作るのに適しています。

ただし、厚みのある作品ほど透明感がなくなります。

自然乾燥で硬化するものや促進剤で硬化するものなどがあります。

色の付け方

着色は水彩絵の具やアクリル絵の具・油絵具・水性サインペンなどを少しずつ練るときに混ぜ込むことででき、硬化すると耐水性になるのが特徴です。

ただし、塗料を入れすぎると透明性が損なわれる可能性があり注意が必要です。

ほこりやごみが粘土に混入するとまた透明性が損なわれるので、その点も注意しましょう。

まわりにほこりやごみがないか十分確認してからの使用をおススメします。

透明性を少しでも生かすには、タミヤカラーやガイヤカラーなどのクリアカラー(アクリル)で着色すると良いでしょう。

おわりに

今回は10種類の粘土をご紹介しました。

粘土作品は、先に挙げた10種類の粘土を使い分けるだけでなく、絵の具による着彩に加えグリッターのりやマニキュアでラメをつけたりするともっと楽しみが増えます。

またビーズやラインストーンを付けるなどして違う素材で装飾を施すと、さらに面白みが増します♪

そして最後にニスを塗ると、強度と輝きが増します。

自分が作りたい作品にピッタリ合う粘土をぜひ探して、さらにアレンジメントを加えてみて下さい。

きっと粘土の世界の楽しさに気づかれるはずです。

Author Bio

サイト運営しているMariaです。 飾り物やアクセサリーに限らず「作る」とことが大好き。 サイトやクリエイティブ含め、0→1にする楽しさを味わっている日々です✾

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