クレイフラワーとは?本物そっくりなお花を樹脂粘土で作れるクラフト♪

クレイフラワー

こんにちは!
管理人のMusume(@clay_mylily)です。

お花って見てるだけでも幸せな気持ちになりますよね。
でもすぐ枯れてしまうから悲しい・・・と思ったりしませんか?
(私は思います。泣)

そんな悲しい気持ちをせずに、ずっとお花を楽しめるものが「クレイフラワー」です♪

  • 粘土で本物そっくりに作れる
  • 自分の好みにアレンジメントができる
  • 色んなお花をハンドメイドすることができる
など、この他にも色んなおすすめポイントがあるのがクレイフラワーです。
今回は「そもそもクレイフラワーってなに?」という方にむけて詳しくご紹介していきたいと思います。^^

クレイフラワー(clay flower)とは?

クレイフラワーとは樹脂粘土で作ったお花

クレイフラワー

※実際に母がハンドメイドしたクレイフラワーです

クレイフラワーとは、簡単に言うと樹脂粘土で作ったお花のことです。

粘土というと「ネバネバしていて、手につくと臭い」というイメージがあるかもしれませんが、使う粘土の素材が全く違うのでそのようなことはありません。

最近では様々な種類の粘土が開発されていて、とても繊細で美しく本物のお花と見違えるほど完成度の高い仕上がりにすることができるんです。

クレイフラワーは生花より自由度が高い

さらに、本物よりも思い通りにできる点もクレイフラワーの魅力。

茎の向きや曲がり方、お花のつき方など生花ではできない形を自由自在に作り上げることが可能です。

また、生花は季節によって手に入るものが変わりますよね。

クレイフラワーは作ればいつでも色んな花が楽しむことができ、「売り切れ」ということもありません。

クレイフラワーは幅広い年齢層に人気

クレイフラワーは作りやすく自分にあったサイズで作ることが出来るため、幅広い年齢層に人気があります。

リースに使える大きなものから、ピアスやネックレスなどの小さなアクセサリーパーツも作ることが可能なのも人気の秘密です。

指先を使って作る滑らかな雰囲気と、柔らかい樹脂粘土の感触が特徴で「癒し系アート」としても人気上昇中です。

パンフラワーとクレイフラワーの違い

一言でいうと使用する粘土が違います。

使用する粘土がパン粘土の場合は「パンフラワー」。

樹脂粘土の場合は「クレイフラワー」といい、質感などが違います。

パン粘土は原料が小麦で、乾くとプラスチックのような感触になります。

対して、樹脂粘土は原料が科学物質で乾くとスポンジのような質感になります。

パンフラワーとは元々はメキシコの女性たちが、その名の通り食べ残しのパンを使ってお花などを作ったことに由来しています。

クレイフラワー・パンフラワーの2つの共通点

  1. 枯れない
  2. 花粉が落ちない

枯れない

クレイフラワーとパンフラワーの共通点は、第一に「枯れない」ことです。

「お家をお花で綺麗に彩りたいけれど、植物を育てるのは苦手」という人にとって「枯れないこと」は重要ポイントですよね。

枯れないということは長い間、美しさを保つことができます♪

花粉が落ちない

そして第二に、「花粉が落ちないこと」です。

花粉のアレルギーがある人や、食べ物と一緒に飾るのに花粉が気になるという方も安心です。

ホコリや汚れが気になったら、水を固く絞った柔らかい布でふくだけでOKです。

筆や、プラモデル等の維持に使われるエアダスターなどで時々メンテナンスしてあげるのも良いでしょう。

プリザーブドフラワーとクレイフラワーの違い

プリザーブドフラワーは、日本語に直訳すると「保存された花」という意味です。

最新の保存加工技術によって、花の色合い・形・柔らかさを永年保つことのできる形に保存したお花のことを指して言います。

クレイフラワーと比較すると、生花を使っているので繊細さとフレッシュさはプリザーブドフラワーの方があります。

しかしながらプリザーブドフラワーは、1~2年で風合いが多少変わってしまうという難点があります。

それに対してクレイフラワーは、プリザーブドフラワーほど経年劣化がありません。

また硬化した粘土は多少の弾力があるため、触れても簡単に壊れることがありません。

紫外線などの影響による多少の色抜けはあるものの、完成作品は半永久的に楽しむことができます。

プリザーブドフラワーとクレイフラワーの共通点

プリザーブドフラワーもクレイフラワーも、完成した作品に軽くボンドやグルーなどで貼り付けるといった加工が簡単にできます。

当然プリザーブドフラワーも枯れませんし、花粉も落ちません。

クレイフラワーで使用する樹脂粘土の特徴

樹脂粘土とは?

樹脂粘土は、UVライトで固めたりする必要なく、形作ってそのまま置いて乾燥させると固まるという性質を持っています。

樹脂粘土は乾燥後少し縮んで小さくなるので、希望の仕上がりサイズより若干1割弱程度大きめに作る必要があります。

そして完成後の作品は、透明感や光沢感が出ます。

樹脂粘土は強度が高いのに加えて、赤や黄色、青など色が豊富なのも特徴の一つです♪

また、伸びが良くどんな形にすることもできるので、細かな工夫が必要となるクレイフラワーを作るのにぴったりな粘土と言えます。

樹脂粘土の原料

樹脂粘土は全て、木工用のボンドの成分、酢酸ビニルエマンジョンがベースになっています。

樹脂粘土の「樹脂」とは、酢酸ビニル樹脂エマンジョン(木工用ボンド)を指します。

樹脂粘土の特徴・安全性

樹脂粘土の特徴7つ

樹脂粘土は主に7個の特徴があります。

  1. 弾力性がある
  2. 乾くと質感がスポンジのようになる
  3. 色付き粘土を混ぜたり、絵の具を混ぜたりすることで多彩な色を作り出すことができる
  4. 木工用ボンドとの相性もよく、気軽に作れる
  5. 軽くて、伸びが良い
  6. 乾きやすい(花びらや葉っぱなど薄いものは、一日程度で乾く)
  7. ニスとの相性がよく、リアルなクレイフラワーが作れる

樹脂粘土の安全性

基本的に、口に入れても問題ありません。

ただし、着色する絵の具には危険物が入っている可能性があるので、着色したものは誤って小さなお子様が口にいれないよう注意が必要です。

樹脂粘土の着色・接着方法

樹脂粘土に着色する絵の具

樹脂粘土の着色方法

着色済みの粘土もあります。

色がついていない粘土の着色は、アクリル絵の具や油絵の具などで行います。

中にいれても、後から塗ってもOKです。
濃い色を表現するには、油絵の具を使うといいでしょう。

樹脂粘土の接着方法

粘土同士は、木工用ボンドで接着出来ます。

他の物に接着する時は、多目的クラフトボンドを使ってください。

グラスビーズなどのガラスビーズを、樹脂粘土パーツにつけるのに最適です。

洗っても取れにくい、強力耐水が魅力です。

また、月日が経っても変色しないアシッドフリータイプなので安心です。

アシッドフリーとは、酸(アシッド)を含んでいないということです。

注意
酸性の(アシッドフリーではない)接着剤は、年月が経つと酸が他のものに移り、劣化させてしまいます。

樹脂粘土にもその他いろいろな種類があるので、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
>>クレイで使われる樹脂粘土の種類を比較&調査♪

作るうえで必要なもの

主な材料8つ

  1. 樹脂粘土
  2. ワイヤー
  3. フローラテープ
  4. ボンド
  5. 油絵の具
  6. スタイロフォーム
  7. 油粘土
  8. 鹿沼土

主な道具6つ

  1. プレス機
  2. 葉型
  3. 伸ばし棒
  4. はさみ
  5. ニッパ
  6. ラジオペンチ

こんな感じ!という一例で紹介しましたが、詳しく道具・材料について知りたい人は以下の記事に詳しく書いています↓
>>クレイフラワーを始めるときに必要な道具・材料22選!

クレイフラワーでどんなものが作れる?

アレンジメント


本物のお花そっくりなクレイフラワーの王道ともいえるのが、アレンジメントです。
おしゃれな花瓶などに飾ると一気に華やかになります。

フラワータワー

その名の通り、お花を上に重ねタワーのように見立てて作ります。

フラワーリース


生花のように円形にお花をあしらって作ります。
敷き詰めるため、結構根気のいる作業です。

リースが大きければ大きくなるほど作業量も増えるので、最終的な目標とするのがオススメです。

ウェディングブーケ


枯れないので、思い出とともにずっととっておけると評判です。
見るたびに幸せな結婚式を思い出せますね♪

リングピロー

お花で囲んだ真ん中に、リングを置くと素敵なリングピローが出来上がります。
このほかにもウェディングケーキに見立てたリングピローなど、アイデアは様々!

バレッタ

小花を横に並べ、光沢を出すと可愛く仕上がります。

ボックスフラワー

箱の中にお花や草を隙間なく敷き詰めて作ります。
埃も被りにくいので、飾りやすいです。

ミラー

鏡の端に可愛く好きな花を添えると、一気にゴージャスになります。
鏡は毎日のように見るものなのでより嬉しくなりますね♪

アクセサリー

樹脂粘土は軽いので、ピアスやイヤリングなどのアクセサリーにもぴったりです。
初心者の方は手始めにアクセサリーからスタートしてもいいかもしれません。

どこで習うことができる?資格はあるの?

クレイフラワーの教室は全国にあります。

個人の自宅で行っているところもあれば、カルチャーセンターなどで開催している場合もあります。

一度近所にないかホームページで検索してみて下さい。
教室が色々ある分、認定講師の資格も様々!

ちなみに私の母君は「DECOクレイクラフト」という教室の「DECOクレイ認定講師」の資格をもっています。

この資格がどんなものかというと・・・。

・カリキュラム修了後にはDECOクレイ認定講師として教室活動や販売ができる資格を習得することも可能です。

・国内だけではなく世界からも注目を受けるDECOクレイクラフトアカデミー、設立35年の歴史の中で講師資格取得者は5000人以上になりました。

・多くの卒業生たちがデコの講師として世界で活躍しています。

公式HP引用:https://decoclay.co.jp/course-details/

といったように、クレイクラフトの中ではメジャー、かつ注目を受けている資格です。
上記の資格をとるためには「フラワーコースカリキュラム」を修了する必要があります。

自分に合わせたコースで楽しむのもアリだと思いますが、

  • 教室を開いて人に教えたい
  • 作って販売したい
  • 国内だけではなく幅広く活動したい
という方は認定講師の資格をとりましょう。

おわりに

  • ハンドメイドが好き
  • お花が好き
  • 可愛いインテリアを部屋に置きたい
という方におすすめしたいのがクレイフラワーです。
プレゼントにも喜ばれるもので、私は母からよく作ってプレゼントしてくれるのですがとっても嬉しいです!

作れるものも大きなものから小さなアクセサリーまで幅広く、自分にあったサイズで作ることができるため色んな年齢層に人気があります。

教室によっては一日体験教室を行っているところもあるので、ぜひ調べて気軽に参加してみてください。

新しい趣味が1つ増えるかもしれません♪

Author Bio

サイト運営しているMariaです。 飾り物やアクセサリーに限らず「作る」とことが大好き。 サイトやクリエイティブ含め、0→1にする楽しさを味わっている日々です✾

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